松かわ餅

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「松かわ餅呉候 まことに美味也」

むかし、不作で苦しむ農家には、松の樹の甘皮を柔らかく煮たものに不作で出した未熟米を一緒につき混ぜ、餅の量を増やして食べる「松皮餅」と称するものがございました。
また、郷土の人達は最上川のことを別名「松川」と呼び生活を共にしてまいりました。
そんな郷土の母なる川「松川」と貧しい庶民の生活から生まれた「松皮餅」に因んで、あんちん堂の『松かわ餅』が誕生致しました。
『松かわ餅』は香ばしい松の実が入った黒糖味のきなこ餅です。
『松かわ餅』は郷土を愛する方々訪ね来る方々の、心のメッセージにお役に立てれば幸いと存じます。


肌理(きめ)の細かい羽二重粉と 沖縄の波照間産黒糖を贅沢に使い 時間をかけて練り上げ、松の実を入れて、 焦がしきな粉をまぶしました。
不老長寿の実として注目されております松の実が 心地よい歯ざわりと風味をかもし出しております。

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